2014年8月9日土曜日

電解コンデンサはHiFiの夢を見るか(☆お勧め)

アンプの世界においては、特に音声信号ラインへの電解コンデンサの使用は嫌われるようです(カップリングコンデンサとか)。
僕もカップリングコンデンサにはフィルムコンデンサを使ってきたのですが、容量が小さかったり、大きな容量のものはサイズが巨大だったり、はたまは高価だったりするので、電解コンデンサで置き換えられるといいなぁ…と思ってました。

回路図。いつもフィルムコンを使っている、黄色マーカーのコンデンサを電解コンデンサに変えてみる。入力のCと負帰還側の接地C。

メタリックグリーンのカッコいいヤツ。
フィルムコンの代わりなので、一応バイポーラ(両極性)かつ、これ一応オーディオ用らしい。

パーツレイアウト。両極性でも一応「+」表示はありますが、関係ないです。

この色は好きなんだけどねぇ。メタリックグリーン。
あと、抵抗はカーボン一般品、電源の電解コンも一般品。

完成!
バイアス用の赤色LEDとメタリックグリーンが映える~

音は…違い過ぎワロタ。

悪くはないんだ、悪くは。
でもやっぱり平面的。音自体は元気良くて中高音がキラキラして素敵。
圧倒的に軽いのです。ちゃんと低音も出てるのに軽い、響きが無いような…余韻が無いんだな。
以前作った低歪アンプの方が、圧倒的に音に厚みがあって余韻があって、重厚感があるんです。

でも、これはこれで、ポップスやライトなロックにはメッチャ合うと思いますよ♪

その後、よく聞き込んでみると、悪くない…むしろいいのではなかろうか!これがエージングってやつなのか!?高音のキンキン感が無くなって、適度な響きと余韻も感じられるようになった。
少し中高音寄りだが、爽やかで聴き疲れない。かと言って低音が出ないわけではなく、適度に沈んだ低音が優しく出てる。
フィルムコンと比べると安いし小さいし、予算とスペースに限りがあるような場合は積極的に使えるのではなかろうか。
そしてメタリックグリーンな色が素晴らしくいい(笑)

結局、色々と何をやっても満足できる音にならず…色だけは良い。

MUSE ESって、真空管アンプに似た音が出ると聞いたことがあるような…わかる気がしてきた←これはたぶん、ほんわかした低解像度の音になることを意味しているのかもしれない。


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